米寿の証 矢葺正男 第七章
- West Los Angeles Holiness Church
- Jun 19
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Updated: Jun 19
元々モーテルだった宣教センターには18の部屋がありましたが、各部屋に十字架を飾ることになりました。「イエス様と私の関係を表す縦木とそれを真ん中に挟んで兄弟姉妹との関係を表す横木」と教えられた通りに18個の十字架を手作りしました。それは寝食を忘れるほどに楽しい作業でした。今思えばそれは主が私に下さった新しい、そして最後のステップとなりました。このことをきっかけに、私の十字架作りはコツコツコツと26年間手作りでなされました。身丈を越える大きな十字架から小さなネックレスそして難しい壁飾りに至るまで伝道や宣教に用いられてその数は30,000個にもなります。88才になる今日まで続きました。宣教センターは今、市に引き継がれ牧師夫妻は日本へ帰られ伝道活動をしておられます。私と妻は娘の家の近くに緑に囲まれた終の棲家を見つけて引っ越しました。そこには私専用の十字架製作所場を作りついこの間まで十字架のみならず御ことばの飾り物なども手作りし欲しい方には皆様に差し上げてきました。2024年のホーリネス修養会に、ついに残りのもの全部を持っていき、どなたでも欲しい方には差し上げました。北米の日本人教会の方がた、そして宣教、伝道活動の道具として大いに用いていただいたことに心から感謝でいっぱいです。主は最も小さい者をあえて用いられます。主が下さった人生は、必ずしも平坦な道ばかりではありませんでしたが、たくさんの人々との出会いがあり、かけがいのない楽しい日々でした。主イエス様を信頼する時、道は必ず開かれていくことを後に続く家族、兄弟姉妹が受け取ってくれるなら、こんな感謝なことはありません。主よ、あなたに在る素晴らしい人生を、ありがとうございます。 アーメン「あなた方が私を選んだのではない。 私があなた方を選んだのである」ヨハネ書15 : 16