証 ウエストロサンゼルス・ホーリネス教会 第二章
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当時の教会は、会堂とは名ばかりの解体寸前の古会堂であった。そこで1973年、新会堂建築について総会が開かれることになり、建築委員会が発足した。ところが、通常会計は教会運営維持に月々精一杯という状態で、経済的には零どころかマイナス状況にあり、新会堂を建てることは現実的にはとても可能とはいえなかった。そのような中、道城献一に、「主の家はこのように荒れはてているのに、あなたがたは、みずから板で張った家に住んでいる時であろうか」(ハガイ書1章4節)という御言葉が与えられた。これを主からの導きと信じた教会員は、神殿や城壁を建てたエズラ、ネヘミヤの信仰にならって、翌年の工事着工には10万ドル(建築費の総計は24万5千ドル)の献金を備えたのである。
1975年10月12日に、会員一同祈りに祈り、時間も財も労力も主に捧げて2年9ヶ月、感動のうちに教会の献堂式を迎えた。教団の諸先生をはじめ、遠近の姉妹教会、地域諸団体の方々総勢600有余人の列席のもと盛大な式典が挙行された。その日、道城献一は按手礼を受けて正教師となった。チャーターメンバーの一人で、今は天に凱旋しているある姉妹は、「もったいない」と靴を脱いで新会堂に入ったというエピソードが残っている。建築中の礼拝はウエストサイドYMCAを使わせていただいた。